茂木外相はフィリピンでドゥテルテ大統領等と会談

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画像提供:外務省
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茂木敏充外務大臣は、フィリピンに訪問して、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領への表敬、カルロス・ドミンゲス財務大臣との会談、テオドロ・ロクシン外務大臣との日・フィリピン外相会談などを実施した。

ドゥテルテ大統領との意見交換では、ドゥテルテ大統領からは、日本による長年にわたる経済開発支援への感謝を述べ、とりわけ鉄道分野での協力に期待を表明しました。茂木大臣からは、鉄道建設等の協力案件の進展を歓迎しつつ自然災害への対応にも日本の知見を活かしたい旨を表明するとともに、スービック湾開発に向けた両国の協力が覚書の形にまとめられたことを歓迎し、フィリピン政府が東京電力福島第一原発事故を受けた日本食品の輸入規制を撤廃したことを歓迎する旨を述べた。

カルロス・ドミンゲス財務大臣との会談では、茂木大臣からは、ミンダナオ出身でもあるドミンゲス大臣に対して先月ミンダナオで発生した地震の被害に関してお見舞いを述べるとともに、スービック湾開発に向けた両国の協力が覚書の形にまとめられたことを歓迎しました。ドミンゲス大臣からは、2016年にドゥテルテ政権が成立して以降10件の円借款案件やミンダナオ支援を含む日本の支援について謝意の表明が行われた。

テオドロ・ロクシン外務大臣との日・フィリピン外相会談では、茂木大臣からは、在名古屋フィリピン総領事館が開設されたことを歓迎するとともに、在セブ領事事務所が総領事館を格上げする予定であることを発表し、ドゥテルテ政権の「Build, Build, Build」政策を支え、鉄道などのインフラ整備に引き続き協力していく考え伝達した。ロクシン大臣からは、フィリピン政府が東京電力福島第一原発事故を受けた日本食品の輸入規制を撤廃したことを伝達したことなどが述べられた。

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