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在フィリピン日本大使館は、羽田浩二駐フィリピン大使がフィリピン国軍参謀総長ノエル S クレメント大将への表敬を実施したことを発表した。
羽田大使とクレメント大将は、TC-90やUH-1H部品移転といった防衛装備協力、ミンダナオにおける日本の経済支援やミンダナオの治安維持に関する国軍の努力などに関して意見交換を行った。クレメント大将からは、移転された日本の防衛装備品がフィリピン国防に役立っていると謝意を述べた。羽田大使からは、日本の自衛隊とフィリピン国軍との間の防衛協力に関しての重要性に認識を示し進展について感謝を伝えた。
日本政府とフィリピン政府の間では、防衛装備分野などにおける協力を積極的に進めている。具体的には、両政府が参加する防衛装備品と技術の共同開発・生産並びに安全保障・防衛分野における協力の強化のために、政府間で移転される防衛装備品及び技術の取扱いに関する法的枠組みを設定する「防衛装備品及び技術の移転に関する日本国政府とフィリピン共和国政府との間の協定」が平成28年2月に署名されており、その後もこの協定などに基づいた協力を進めている。