住友商事がマニラMRT 3号線リハビリ&メンテナンスを受注

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画像提供:住友商事
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日本の総合商社である住友商事株式会社は、三菱重工エンジニアリング株式会社をパートナーとして、フィリピンのマニラ都市圏における都市鉄道MRT 3号線の改修とメンテナンスプロジェクトを、フィリピン共和国運輸省から受注した事を発表した。

MRT3号線は、住友商事が三菱重工業株式会社(当時)をパートナーとして、高架構造物・駅・レール・信号・車輌基地・電車を含む都市交通システム一式を建設しており、2000年に全線開業している線である。2012年までは住友商事がMHIと三菱重工グループのTES Philippines Inc.をパートナーとしてメンテナンス契約を請け負っていたが、その後は韓国系企業等がメンテナンス契約を請け負っており、その結果システムの老朽化が進みメンテナンスパーツの調達が滞るなどの理由によりシステムの稼働率が低下していた。そのため、現地政府関係者等からの要請もあり、再び住友商事をはじめとする日本企業がメンテナンス契約を請け負う事となった。

住友商事が受注した「マニラMRT-3リハビリテーション事業」は、老朽化などにより稼働率が下落した車輌や設備一式を通常運行を妨げることなく大規模に改修し、安全で効率的な路線への復旧を目指す。また、改修完了後も高い稼働率を継続維持するために、安全なメンテナンス体制も新たに構築する。2019年1月に着工し、2022年7月に完工する予定である。

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