日本はフィリピンの河川改修と鉄道延伸を支援、約2千億円の円借款

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画像提供:外務省(南延伸区間)
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日本政府は、フィリピン政府にたいして河川改修計画と鉄道延伸計画を支援するため、合計で約2050億円の円借款を実施する事を発表した。

河川改修計画の支援は、「パッシグ・マリキナ川河川改修計画(フェーズIV)」として、供与限度額が379億500万円として実施される。この支援は、マニラ首都圏内を貫流するパッシグ・マリキナ川において、日本の技術をいかしてパッシグ・マリキナ川の河川改修及び可動堰等の建設、洪水に対する非構造物対策を実施し、マニラ首都圏中心部の洪水被害の軽減を図り、この地域の脆弱性の克服と生活・生産基盤の安定に貢献するものである。この計画が実施される事により、防災環境が整うとともに民間投資拡大とそれに伴う経済成長・雇用の促進等が期待される。

鉄道延伸計画の支援は、「南北通勤鉄道延伸計画(第一期)」として、供与限度額が1,671億9,900万円として実施される。この支援は、マニラ首都圏中心部において日本の支援を受けて整備が進められている通勤線を南北に延伸するものである。日本の質の高いインフラ投資による支援を通じて、マニラ首都圏及び近郊における都市交通の一層の連結性強化と交通渋滞の緩和への貢献が期待される。

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