フィリピンに帰国した看護師・介護福祉士候補者の就職を支援

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画像提供:在フィリピン日本大使館
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在フィリピン日本大使館は、帰国したフィリピン人EPA看護師・介護福祉士候補者を対象とした就職説明会を7月31日に開催する事を発表した。

日本政府では、日フィリピン経済連携協定(JPEPA)に基づいて2009年からフィリピン人の看護師・介護福祉士候補者を毎年受入れている。この候補者たちのうちで、日本での滞在期間中に看護師・介護福祉士国家試験の合格しなかった人や、合格したが家庭の事情等で帰国した人が、合計で約700人もいる。これらの帰国者たちは、日本で日本人スタッフの指導の下で高度な専門知識や技術を学び日本での就労経験を積んでいるため、日本語の基本的会話能力を有したうえで日本的な勤務環境を熟知している。

そのため、これらの帰国者たちが経験や能力を活かせる仕事に就く事等を目的として、2012年よりフィリピン現地の日系企業や医療関係機関等の参加を得て、就職説明会を毎年開催している。この就職説明会が今年も開催される事となった。

昨年の就職説明会では、日系企業を中心とした製造業や教育関連等の35社と、約50人の帰国者が参加した。この説明会を通じて、今までに企業内看護師・通訳・日本語教師・事務職員等の職種で採用されている。

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