フィリピンの洪水予警報システム改善を支援、12億円の無償協力

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画像提供:JICA
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国際協力機構(JICA)は、フィリピンのカガヤン・デ・オロ川流域の洪水予警報システムの改善を支援するため、12億7,800万円の無償資金協力を実施する事を発表した。

この支援は、「カガヤン・デ・オロ川流域洪水予警報システム改善計画」として、33ヵ月にわたって実施される予定である。具体的に実施する事業内容は『機材調達』としては、「水位・雨量観測装置」「雨量観測装置」「Xバンドレーダー」「水位・雨量観測装置/雨量観測装置/Xバンドレーダーからカガヤン・デ・オロ川流域洪水予警報センターまでの専用無線回線」「CDO-RBFFWCからカガヤン・デ・オロ市災害リスク削減管理事務所までのデータ専用回線」「中継基地」「モニタリング用ディスプレイ」等を調達する予定である。『コンサルティング・サービス』としては、詳細設計・入札補助・調達監理・ソフトコンポーネントとして観測機器・データ管理システム等の運営維持管理に関する技術支援を実施する予定である。

この支援が実施される事により、必要な機材が整備され、洪水予警報システムが改善され、ミンダナオ島カガヤン・デ・オロ川流域における洪水被害が軽減されることとなる。

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