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2014年6月におけるフィリピンの輸出の伸び率は、前年同月と比べた場合には21.3%の伸び率であるとフィリピン政府は8月12日に速報値として発表していたが、その後の集計により、同時期における東南アジアでの輸出の伸び率がTOPであることをフィリピン政府は発表した。
フィリピン国家経済開発庁によると、今回の高い伸び率の要因は、工業製品・鉱物・農業・森林製品などに対して、海外からの高い需要が発生していたために達成された。工業製品においては、2013年6月の37億米ドルから、2014年6月の43億米ドルに伸びている。半導体の輸出も伸びており、これは世界全体での半導体業界が伸びていることが影響である。
フィリピン国家経済開発庁の調査結果によると、東南アジアの同時期における輸出の伸び率の国ごとの伸び率は以下である。
フィリピン:21.3%
ベトナム:12.7%
中国:7.2%
マレーシア:5.6%
シンガポール:4.7%
タイ:3.9%
インドネシア:3.8%
香港:2.7%
韓国:2.5%
台湾:1.2%
日本:-6.5%