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フィリピン大統領府は、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領がハリウッドのアクションスターであるスティーヴン・セガール氏からの表敬訪問を12日に受けた事を発表した。
大統領府の発表によると、スティーヴン・セガール氏は新しい映画撮影の場所を視察するためにフィリピンに訪問していた。セガール氏が制作する新作映画は、違法薬物や犯罪等に関連するものとなる予定である。この映画ではフィリピン人の俳優も採用する予定であり、映画撮影スタッフ等も現地のフィリピン人を活用する予定である。なお、ドゥテルテ大統領への表敬訪問の際には、イロコス・スル州の旧知事であるルイス・シンソン氏も同行している。
表敬訪問を受けたドゥテルテ大統領は「映画は人生を反映しているようなものです。私は違法薬物対策を今後も強く進めていきます。麻薬は人を奴隷のようにしてしまいます。麻薬取引と生産が進んだ場合には、ラテンアメリカ、特にメキシコのように社会を退廃させてしまう恐れが強いため、私はフィリピンを同じ運命に合わせたくないのです。」との旨を述べた。