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貨物輸送事業などを手掛ける日本郵船株式会社は、フィリピンで運営している商船大学「NYK-TDG MARITIME ACADEMY(NTMA)」の開校10周年を記念して、創設10周年記念式典を現地で開催した事を発表した。
日本郵船では、質の高い船員を育成する事を目標として、2007年6月にフィリピンに商船大学「NTMA」を開設していた。この大学では、家庭環境から大学に通学する事が難しい学生に対しても進学の道を開くために独自の奨学金制度を整えている。また、フィリピンの現状に合わせた独自の基礎学力向上プログラムと乗船実習を実施していた。昨年までにこの学校を卒業した人は約700人となり、卒業後のフィリピンの海技国家試験合格率は100%である。また、昨年にはこの学校の卒業生から初の1等航海士が誕生している。なお、この学校はトランスナショナル・ダイバーシファイド・グループ(TDG)と共同運営している。
この商船大学「NTMA」の創設10周年記念式典が7月8日に実施された。式典には、在比大使などの多数が参加した。TDGの会長は式典のあいさつで、今後は世界情勢や海運業界の変化に対応した人材育成が必要である、との見解が述べられた。
日本郵船は、今後も日本や世界で培ってきた船員育成の経験を活かして、フィリピン人船員のさらなる質と量の向上を図っていく方針である事を表明している。
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