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フィリピン政府は、日本政府からの円借款事業により実施される本格的な鉄道整備計画「マニラ・クラーク鉄道計画(Manila-Clark Railway Project)」が開始される事を記念して、記念式典を26日に開催した事を発表した。
フィリピンの首都マニラ周辺では慢性的な交通渋滞が発生しており、この交通渋滞により1日あたりに50億円の損失が発生しているとの調査結果も出ている。しかしながらフィリピン政府では、資金不足のために物流インフラの整備を進める事が出来ていなかった。そのため日本政府は、フィリピン政府との友好関係を鑑み、円借款事業による支援を実施する事を決定した。
「マニラ・クラーク鉄道計画」は、マニラ市とパンパンガ州クラークを鉄道で結ぶ計画である。整備する距離は106kmとなり、合計で17駅を設置する予定である。総事業費は、約5600億円となる。日本政府が支援する区間は、106kmのうちの40kmとなり、約2400億円を円借款する。残りの区間と費用に関しては、今後の協議により決定される。
フィリピン運輸相の発表によると、全線開通は2021年を目標としている。利用者の見込みは、1日あたり35万人と想定している。
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