JICAはミャンマーの保健・医療サービス向上を支援

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画像提供:JICA
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独立行政法人の国際協力機構(JICA)は、ミャンマーにおける保健・医療サービス向上を支援するため、22億8,100万円の無償資金協力を実施する事を発表した。

ミャンマー中部に位置するマグウェイ地域の中心都市マグウェイでは、市内の中核病院であるマグウェイ総合病院で施設・機材の破損や老朽化が進んでいた。この総合病院では、老朽化が進むにも関わらず病床占有率は100%を超えており、治療するための環境が悪化する一方であった。そのため日本政府は、この総合病院の整備を支援する事を決定した。

今回の支援プロジェクトは「マグウェイ総合病院整備計画」として実施される。具体的な支援内容としては、産科と婦人科で合計100床と新生児ユニット20床を整備し、産婦人科病棟、新生児ユニット、救急部門、手術部門等を含む新棟を建設する。また、新棟への医療機材(人工呼吸器・超音波診断装置など)の調達も実施する。この整備が完了した際には、マグウェイ地域における保健・医療サービスが改善される事が期待される。

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