日立造船と堀場製作所がミャンマーの河川水質汚濁を改善

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画像提供:日立造船
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京都に本社を置く分析・計測機器の大手である株式会社堀場製作所とプラントメーカーである日立造船株式会社は、共同でミャンマーにおける河川水質汚濁の改善事業を実施する事を発表した。

ミャンマーのワンディン市では、自国の民族衣装であるロンジーの織物工場が集中して建設されているために、工場からの排水により周辺地域の水質が汚染されていた。ミャンマーでは工場排水に関する各種法律が定められていないために罰則規定等も無く、水質が悪化する一途を辿っていた。そのためミャンマー政府では、日本政府の協力の元で環境汚染を防ぐための対策を実施しはじめていた。日本政府はこの問題を解決するために、平成28 年度アジア水環境改善モデル事業として公募を実施しており、日立造船と堀場製作所は共同で提案したところ、この提案が採用される事となった。

実施する事業内容は、水質汚濁の改善のために排水処理および水質モニタリングシステムの実証試験設備を導入する。堀場製作所の水質計測機器からの定量的なデータと日立造船の排水処理技術を融合させる事で、排水を適正に処理していくシステムを構築していく方針である。

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