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ミャンマー外務省は、ミャンマーの実質的な最高責任者であるアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相が11月中に日本に訪問する予定である事を明らかにした。
今回の来日は、9月初旬にラオスのビエンチャンで開催されたアセアン関連会議の際に、安倍総理から来日を要請されていたものに応えたものとなる。スー・チー外相の具体的な訪問日時と訪問場所は現在調整中である。スー・チー外相は、京都大の客員研究員の立場として1年ほど日本に滞在した経験があるため、京都への訪問も予定されている。スー・チー外相の来日は2013年以来となり、新政権を樹立後は初めての来日となる。なお、既に中国とアメリカには訪問している。
日本に訪問した際には、安倍総理大臣や岸田外相との会談が予定されている。これらの会談では、両国間の経済関係を強化する方策などに関して話し合われる予定である。また、ミャンマー国内における少数民族との和平問題や南シナ海問題などに関しても話し合われる予定である。