ミャンマー新政権の閣僚が初訪日、スー・チー氏の来日も要請

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画像提供:外務省
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日本の外務省は、日本に訪問中のミャンマーのウィン・カイン建設大臣(Win Khaing)が岸信夫外務副大臣と会談を実施した事を発表した。

ミャンマーでは今年の3月末にアウン・サン・スー・チー氏が率いる新政権が発足していた。この新政権における官僚はまだ日本に訪問しておらず、今回のウィン・カイン建設大臣が官僚としての初の来日となった。

岸外務副大臣とウィン・カイン建設大臣の会談では、ミャンマーで発生している洪水・地震被害に関して話し合われた。岸外務副大臣からは、お見舞いの言葉を伝えるとともに、洪水被害に関しては緊急支援物資の供与を決定したことを伝えた。ウィン・カイン建設大臣は、日本政府からの支援に関して感謝の意を述べた。

経済問題に関しては、ウィン・カイン建設大臣から日本政府の今までのインフラ整備支援に対する感謝の意が伝えられ、今後も都市と地方の両方における運輸・交通インフラ整備を進めていきたいとの旨が述べられた。岸外務副大臣は、ミャンマー新政権が民主化と経済発展を進めている事を歓迎し、今後もミャンマー新政権の取組を支援していく旨が述べられた。

岸外務副大臣は最後に、ミャンマー国家最高顧問のアウン・サン・スー・チー氏の来日を期待している事をウィン・カイン建設大臣に伝えた。

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