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スーチー氏が率いるミャンマーの与党である国民民主連盟(NLD)は、スーチー氏が外相、大統領府相、教育相、電力・エネルギー相を兼任することと、スーチー氏側近のティンチョー氏が大統領に就任することを正式に発表した。
ミャンマーでは憲法の規定により、家族に外国籍がいる場合には大統領になれないため、スーチー氏は憲法を改正するために旧軍事政権との間で交渉を続けていた。しかしながら、旧軍事政権は憲法改定に応じなかったために、自身の信頼出来る側近を大統領に据え、自身は要職につきながら事実上の最高責任者となる方針に転換していた。当初は、対外的にも影響力が強い外相のみに就任するとみられていたが、自身の権力基盤を確実なものとするために、4つの相を兼任することとなった。
今回のスーチー氏の4相兼任の発表を受けて、現地メディアからは期待と同時に不安の声も挙がっている。今後のスーチー氏が直面する課題として、経済問題や少数民族との内戦などが挙げられているが、スーチー氏自身の政治・経済手腕が不明なため、期待以上に不安の声が挙がっている。特にテインセイン前大統領が、民衆から選ばれた政治家ではなかったが、海外からの資本の受け入れ、少数民族との和解などの一定の成果を上げていたため、単純な政治・経済手腕ではスーチー氏よりもテインセイン前大統領の方が優れているのではと指摘する声も挙がっている。
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