ヤンゴン市内総合病院への日本政府による医療機材整備支援が完了

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画像提供:JICA
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日本政府は、ミャンマー政府に無償資金協力などによる各種インフラ整備の支援を実施しており、この支援の一環として実施していた、ヤンゴン市内の病院へ医療機材を整備する支援が完了したことを、独立行政法人のJICAは発表した。

ミャンマーのヤンゴン総合病院および新ヤンゴン総合病院では、他の病院では対応が不可能な重篤患者を治療する重要な医療施設であるが、その一方で貧困層への医療サービスを無料で提供する公的医療機関としての一面もある。しかしながら、この病院では機材の老朽化や頻繁な故障により医療サービスが十分に行われていない状況であったため、日本政府は支援を実施することとなった。

このプロジェクトは2014年2月28日に供与額9.78億円の無償資金協力「ヤンゴン市内総合病院医療機材整備計画(The Project for Improvement of Medical Equipment in General Hospitals in Yangon)」として支援を決定していた。今回の支援では、ヤンゴン総合病院に救急車・人工呼吸器、新ヤンゴン総合病院に電動式手術台・核磁気共鳴装置(MRI)、ヤンゴン専門科病院に腹腔鏡を供与し、操作指導も実施した。この支援により、質の高い医療サービスが実現し、病院間の連携も強化され、地域住民への医療サービスの改善が行われることとなった。

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