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駐ミャンマー日本国特命全権大使である丸山市郎大使は、ミャンマーの首都ネーピードーにおいて、ワナ・マウン・ルイン外相に申入れを3月8日に実施した。
丸山大使は、2月1日に緊急事態が宣言されて以降のミャンマーの事態に対し、重大な懸念を有していることを直接伝達し、一般市民に対する一切の暴力の停止、アウン・サン・スー・チー国家最高顧問を含む関係者の早期解放と民主的な政治体制の速やかな回復を強く求めた。この求めに対して、先方からは従来の立場の説明が行われた。
日本政府としては、ミャンマー国軍に対して、「民間人に対する暴力の即時停止」「拘束された関係者の解放」「民主的な政治体制の早期回復」の3点を今後も強く求めていく方針である。