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世界銀行はミャンマーが民主化に舵をきったことに伴い様々な支援を行っている。400の農村を対象として、農村毎に自身が主体となり、自身の支援内容を検討するコミュニティ主導型支援プロジェクトが、8,000万ドルの助成金を元に2012年11月から開始されており、このプロジェクトの中間報告会が9月3日に実施された。この報告会には200人以上が参加しており、ミャンマー政府関係者が村毎の代表者を表彰した。
世界銀行からの支援といえば大規模なインフラ整備を想像するが、この場合には末端の農村まで恩恵が届かない場合が多く、支援の効果を疑問視する声があがるケースも存在していた。そのため、貧しい農村が多いミャンマーに対しては、農村毎に細かい支援を行うコミュニティ主導型開発プロジェクトを開始している。このプロジェクトは村毎に必要な設備(学校の修繕・道路・水道など)を独自に整備していくことにより、村自身が主役となって成長していくことを目標としている。
このプロジェクトは、世界銀行としても25年ぶりのミャンマー支援である。6年をかけて最終的には15の地域、3,000以上の村を支援することを目標としている。