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マレーシアは「ビジョン2020」という2020年までに先進国入りをめざす方針に基づきIT産業を軸とした成長を続けている。
更なる経済発展を目指してマレーシア中央銀行は7月2日に、フィナンシャルサービスタレント協議会(The Financial Services Talent Council)の設立を行う事を発表した。
この協議会は、金融産業を強化するために有能な人材を集める、という国の取り組みのひとつである。
協議会の第一目的は、将来必要となる可能性がある高い能力を所持している人材を確保することである。
また、人材を確保しておくだけでなく、将来の人材需要を見通し、更に需要を促進させ、人材を配置し、人材を維持するという一連の流れまで行う予定である。
この団体は、民間企業や教育・研修期間とも共同で人材の確保などを行っていき、様々な専門家との継続的な情報の共有化を通じて成長を行う。
マレーシアの今年度(2014年度)の経済成長率は5%の見込みで好調であり、IT産業だけでなく金融産業の強化も図っていることから経済発展は更に続きそうである。