マレーシアでテロ発生の可能性が高まる

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マレーシア警察は、8月17日、18日にタイのバンコクで発生した連続爆弾テロ事件に関して中国の少数民族ウイグル族4人を含む8人の身柄を拘束したことを発表したが、マレーシア警察およびマレーシア政府はテロの可能性が強まったとして自国民にテロを警戒するよう呼びかけている。

マレーシア警察が特に注意を呼び掛けている地域は、ブキッ・ビンタン地区のアロー通りおよび周辺であるが、その他のイベントなどにより不特定多数の人が集まる場所はテロの対象となる恐れが多いため、不用意に集まらないように注意を呼び掛けている。また、テロ実施者の入出国を防ぐために、タイ・インドネシア・ブルネイなどの隣国との国境警備および入出国管理を厳格化している。また、不審者および不審な場所には不用意に接触せずに、自身および周囲の人々の安全確保を第一に考え、安全確保が出来た後に、警察および関連機関への通報を行うように呼びかけている。

アメリカ大使館などの欧米各国では、テロの可能性が強まったとして、大使館関係者および自国民に対して十分に警戒することを呼び掛けており、常にテレビや新聞などのニュースを確認するなどにより最新の状況を把握し、不用意にイベント会場に集まることや、地元民への接触を避けることを呼びかけている。

在マレーシア日本国大使館でも、クアラルンプール市内におけるテロが発生する可能性が高まったとして警戒を呼び掛けている。

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