海保はJICAと協力しマレーシアに能力向上支援、鑑識技術等

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画像提供:海上保安庁
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海上保安庁は、FOIPの実現に向けた取組みを推進するため、マレーシア海上法令執行庁(MMEA)に対する能力向上支援を、10月14日から18日にかけて実施したことを発表した。

この支援は、マレーシア海上法令執行庁が主体となり開催されたマレーシア政府とJICA との共同プロジェクトである「第三国研修(TCTP)」において実施された。

今回の支援では、マレーシア海上法令執行庁職員とアジア及びアフリカ諸国から招聘された研修生に対し、鑑識技術に関する講義及び意見交換や現場における犯罪証拠資料の採取・鑑定・整理等に必要な基本的実技演習を実施したほか、指導能力向上に向けた必要な取組みを提示するなどMMEAの犯罪捜査部門担当職員等に対する指導も実施した。

また、21日及び22日にはJICAの枠組みにおいて、MMEA職員とマレーシア国民大学職員に対し、船体が接触することによって発生するペイント片を鑑定し、犯罪船舶を特定するための研修を実施した。

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