兵庫県の農政環境部農政企画局消費流通課ブランド戦略班は、マレーシアにおいて県産農林水産物・加工食品輸出促進プロモーションを実施することを発表した。
兵庫県は、県産農林水産物・加工品の輸出促進を図るため、富裕層が多く、日本食人気も上昇している東南アジア(マレーシア)で、現地シェフやバイヤーなどへの営業活動、現地小売店におけるテスト販売、現地レストランにおけるフェアを実施する。実施期間は、令和3年10月1日から11月となる。
このプロモーション活動の主催者は、ひょうごの美味し風土拡大協議会(事務局:消費流通課)となる。生産・流通・消費・マスコミなど幅広い分野から42団体が参加する。この活動では、「シェフやバイヤー等への営業活動」「現地一般消費者を対象としたテスト販売」「日本食レストランでの一般消費者向け兵庫フェア」を実施する。
「シェフやバイヤー等への営業活動」は、10月1日から10月末にかけて実施される。この活動では、レストランのシェフやバイヤーなどに対して商談を行う。
「現地一般消費者を対象としたテスト販売」は、10月8日から11月17日にかけて実施される。この活動では、クアラルンプールの中心地にある、高級百貨店クアラルンプール伊勢丹 KLCC店舗内およびペナンの中心地にあるスーパーSHIKISENに県産食材コーナーを設けてテスト販売を実施し、来店者へのアンケート実施により、消費者嗜好を把握する。
「日本食レストランでの一般消費者向け兵庫フェア」は、10月30日から2週間実施される。この活動では、クアラルンプール市内にあるローカルオーナーによる日本食レストラン「Edo Ichi Island Plaza店」において、県産食材を使ったメニューを提供し、来店者にアンケート調査を実施することにより、消費者嗜好を把握する。