日・マレーシア外相電話会談、アビガン錠の供与等を説明

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茂木敏充外務大臣はマレーシアのヒシャムディン・フセイン外務大臣と電話会談を実施した。

茂木大臣からは、ヒシャムディン大臣の外相就任に祝意を伝え、2019年5月末に出された『日本・マレーシア協力-新時代における東方政策再訪-』も踏まえて、新政権との間でも両国間の戦略的パートナーシップを強化していきたい旨を述べた。また、茂木大臣からは、状況が落ち着きしだい二国間対話や人的交流を推進していきたく、特に8月に予定されているASEAN関連外相会議や11月のマレーシアでのAPEC閣僚会議での議論を楽しみにしているとの旨を述べた。

両者は、新型コロナウイルス感染症に対応していくためには国際連携が引き続き重要であることを確認した。茂木大臣からは、新型コロナウイルス感染症に関する日本からマレーシアへの技術支援・医療物資供与、アビガン錠の供与などの協力について説明し、医療用品の安定供給について協力を求め、第三国からの邦人の帰国支援に謝意を表した。ヒシャムディン大臣からは、日本からの支援に対する謝意が表明されるとともに、それぞれの自国民の帰国支援について今後とも緊密に連携していきたい旨が述べられた。

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