自衛隊はマレーシアで災害救援セミナー、護衛艦いずも艦上で

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画像:いずも(自衛隊の写真ギャラリーより)
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日本の防衛省・自衛隊は、マレーシアに対する人道支援/災害救援に関する能力構築支援事業の一つとして、マレーシア現地で人道支援/災害救援(HA/DR)セミナーを5月28日に実施することを発表した。

この能力構築支援事業は、海上自衛隊の平成31年度インド太平洋方面派遣訓練(IPD19)の一環として、マレーシアのポートクラン寄に寄港する護衛艦「いずも」の艦上で、人道支援/災害救援(HA/DR)セミナーとして開催されるものである。派遣される要員は、内局2名・統合幕僚監部2名・陸上幕僚監部1名・陸上自衛隊北部方面隊5名の合計10名 となる。なお、IPD19がポートクラン寄に寄港する期間は26日から29日となり、護衛艦「いずも」だけでなく「むらさめ」も寄港している。

開催されるセミナーでは、護衛艦「いずも」の災害対応機能、陸上自衛隊の人命救助器材の展示・説明及び陸海自連携した震災対応状況下における訓練展示、大規模災害に際しての自衛隊の統合運用の知見などをマレーシア国軍等に紹介する。このセミナーを通じて、マレーシア軍などとの災害対処能力に係る相互理解の促進を図り、地域の安定に寄与することを目的としている。

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