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アムステルダム発クアラルンプール行きのボーイング777-200のマレーシア航空機MH17便が現地時間17日午後4時頃(日本時間午後10時頃)に墜落したことを、マレーシア政府は発表した。複数の現地メディアの発表によると、マレーシア航空の280人の乗客および15人の乗組員全員は死亡した恐れが高いことを報じている。
マレーシア政府の発表によると、ナジブ首相はオバマ米大統領からの電話を受け、迅速に調査を行うことで合意している。
今回の事件を受けて、国際航空運送協会(ICAO)は、要求があった場合には事故調査に協力することを発表している。国際航空運送協会(IATA)は、現時点で入手可能な情報に基づいた場合には、今回の事故が発生した空域は航空制限の対象ではないとの見解を示している。
マレーシア政府は既に、マレーシアの災害支援・救助チームをウクライナの首都キエフへの派遣している。ICAOおよびIATAも捜査に協力することを公表しているが、今回の墜落はウクライナ軍と親ロシア派の武装勢力の戦闘行為に巻き込まれたと見られていることから、原因究明には時間がかかりそうである。