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在ラオス日本大使館は、ラオスの女子中学生が改善された環境で教育を受ける事が可能となるよう、支援を実施する事を発表した。
ラオスでは堅実な経済成長が続いているが、都市部が経済成長の恩恵を受けられている事に対して、地方部では開発に取り残されている状況である。特に地方部では貧困などの理由により、女性への教育が十分に実施されておらず、中等教育も実施されていない女性も多数存在していた。そのため日本政府は、ラオスにおける教育と女性の社会進出を促進する支援を実施していたが、新たな支援を実施する事を決定した。
今回の支援は、プラン・インターナショナル・ジャパンが実施している「ジェンダー平等促進による中等教育環境改善事業(第2年次)」に対して総額430,929米ドルの支援を行う形で進められる。このプロジェクトでは、ボケオ県パウドン郡の中等学校10校にたいして、2016年12月から2019年11月の3年間でジェンダー平等を促進してより多くの女の子が改善された環境で中等教育を学べることを目指しているものであり、今回の贈与契約は3年間のプロジェクトの2年目となるものである。