インドネシア首都近郊でテロ計画のイスラム国支持者を射殺

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インドネシア国家警察は、首都ジャカルタの近郊の住宅で過激派組織のイスラム国(IS:ISIL)を支持するとみられる3人が、警察の特殊部隊が捜査を実施した際に発砲し小型の爆弾を使用したために3人も射殺した事を発表した。

インドネシア国家警察の対テロ部隊は、ジャカルタに隣接するバンテン州の南タンゲラン市の住宅で、シリアに渡航したインドネシア人であるイスラム国戦闘員と連絡を取り合っており過激派組織のイスラム国を支持している人の住宅を捜査した。その際に武器を使用して抵抗してきたために、やむを得なく3人を射殺し1人を拘束した。この住宅を捜索した結果、複数の爆弾が見つかった。警察は付近の住宅から人を遠ざけた後に、爆弾を処理した。この3人は複数の爆弾を使用して、イスラム国に渡航しているインドネシア人の戦闘員から指示を受けたうえで、ジャカルタ付近において爆弾テロを計画していたとみられる。

インドネシアでは、2016年1月に首都ジャカルタでイスラム国が約30人を死傷させるテロが発生していた。12月10日にも首都ジャカルタで爆弾テロを計画していたとして男女合計3人が逮捕されていた。首都のジャカルタでは多数の人が集まるクリスマスを祝うイベント等が多数計画され、このイベントは爆弾テロの標的となっているため、インドネシア警察は警備を強化している。

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