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日本のセキュリティーサービス・警備会社である綜合警備保障(ALSOK)は、インドネシアの大手警備会社である「バルング・アネカ・システム・セキュリティ(PT Barungu Aneka Sistem Sekuriti:BASS)」から株式の49%を取得する契約を締結した事を発表した。
ALSOKのインドネシア展開は、現地に「ALSOKインドネシア(PT. ALSOK Indonesia)」を設立し、日系企業からのセキュリティニーズに応える形で常駐警備のセキュリティコンサルティングとセキュリティ機器販売を実施していた。ALSOKインドネシアでは、設立以来BASS社と提携を実施し業務拡大を図っていたが、インドネシアにおける更なる業務拡大を目的として、BASS社の株式を取得する事を決定した。
今後は、ALSOKインドネシアが長年培ってきたセキュリティノウハウをBASSに提供し、日本式の教育・訓練を受けた警備員による高品質な常駐警備を顧客に提供していく。インドネシアには既に日本で競合関係にあるセコム(secom)も参入している。インドネシアにおいてもALSOKとSECOMは、激しい競争を繰り広げていく事となりそうである。