海保の巡視船「せっつ」がインドネシアと連携訓練、海賊被害の想定で

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画像提供:海上保安庁
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海上保安庁は、インドネシア海上保安機構(BAKAMLA)と連携訓練を1月24日に実施したことを発表した。

今回の訓練に参加したのは、海上保安庁の巡視船「せっつ」、インドネシア海上保安機構の巡視船「KN Pulau Marore」となる。訓練の内容は、東南アジア周辺海域における海賊対策のため公海上で海賊しょう戒を実施している巡視船「せっつ」が、BAKAMLA巡視船が「ジャカルタ沖 20 海里付近海域において、商船が海賊被害に遭った」との情報を入手したという想定の下、BAKAMLA 巡視船と連携して海賊容疑船を発見・停船措置を実施するものとなった。

訓練を実施した結果、海上保安庁とBAKAMLA両機関は、海賊対処をテーマにかかる連携訓練を行うことにより、相互理解を通じて、知見を深め、両機関の更なる海上保安業務能力の向上に資することができた。

海上保安庁では、これらの取組を通じて、シーレーン沿岸国の海上保安機関等との連携を強化するとともに、東南アジアにおけるプレゼンスの向上を図り、法の支配に基づく自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の実現に貢献していく方針である。

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