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日本の防衛省・自衛隊は、インドネシアへの人道支援・災害救援分野への能力構築支援事業として、インドネシア国防省・軍関係者を招へいしたことを発表した。
この訓練は、令和6年11月12日から19日にかけて、防衛省本省(市ヶ谷)、航空自衛隊松島基地(宮城県東松島市)、陸上自衛隊東北方面総監部、仙台駐屯地、霞目駐屯地他(宮城県仙台市)にて実施された。支援対象は、インドネシア国防省・軍関係者の8名となる。
この事業においては、東北方面隊が実施する「みちのくアラート」において、指揮所訓練、SCU、LCACによる上陸、ホイスト救助訓練などの実施状況を視察するとともに、災害対応における自衛隊と地方自治体の連携について理解を深めた。また、松島基地では東日本大震災において津波被害を受けた教訓及び現状の災害対策について講義及び視察を通じて学んだ。さらに、防衛政策局インド太平洋地域参事官付女性・平和・安全保障(WPS)国際連携企画官よりWPSに関するセミナーを実施し、HA/DR分野における女性参画やジェンダー視点反映の重要性について認知向上を図る等、日本・インドネシア二国間関係の強化に貢献した。