JICAはインドネシア新首都庁と新首都開発の協力の覚書締結

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独立行政法人の国際協力機構(JICA)は、インドネシア共和国のヌサンタラ新首都庁との間で、新首都開発への協力に関する覚書を締結したことを発表した。

JICAの見解によると、インドネシアの首都移転構想は、ジャカルタの慢性的な交通渋滞、地盤沈下や頻発する洪水といった問題への対応、及び東部インドネシア開発によるインドネシア全土の均衡した発展への貢献も念頭に、首都をカリマンタン島に移転する計画であり、2022年1月に新首都法案が成立、同年3月に新首都庁が設立されている。

今回、覚書が締結される機会に、JICA副理事長はバンバン・スサントノ新首都庁長官と広島市内で21日に会談した。会談では、山田副理事長より、インドネシアの新首都開発に関するJICAのこれまでの取り組みとして、新首都においてインドネシア政府が実施する基礎インフラ整備の施工品質向上に向けた支援や、本邦企業の新首都への投資検討を促すための情報提供等を紹介し、今後の協力について意見を交わした。

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