JICA協力の信託基金を通じてADBはインドネシアの発電所に融資

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画像提供:ADB
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アジア開発銀行(ADB)は、インドネシア最大のコンバインドサイクル・ガスタービン(CCGT)発電所であるジャワ1プロジェクトに対する総額3億500万ドル超の民間セクター融資案件の初回貸出を実行したことを発表した。

融資が行われるプロジェクトは、西ジャワ州カラワン県チラマヤにおけるCCGT発電所と、それに付随するインフラ建設で構成されている。ADBの融資には、直接融資1億8,500万ドルと、ADBが管理するアジアインフラパートナーシップ信託基金(LEAP)による融資1億2,000万ドルが含まれる。

このLEAPは、アジア・太平洋地域の民間によるインフラ整備を目的としたADBの協調融資専用ツールの一つである。この信託基金は、日本の独立行政法人の国際協力機構(JICA)が15億ドルを出資し、2016年8月に設立されたものである。ADBの資本と民間パートナーの資本とを合わせて、少なくとも60億ドルの資金が提供できるものであり、これによりADBは質の高い持続可能なインフラへの支援を促進することができるものである。

この融資が行われるにあたってADBの民間部門業務局長は、「民間セクターの参加による低炭素発電の促進を戦略とするインドネシアにとって、ADBは最適なパートナーである」とのコメントを発表している。

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