インドネシアのジャカルタ市にある少し風変わりなレストランを今回はご紹介したいと思います。名前は「オアシス・レストラン」と言います。それは王様のお食事です。
インドネシアには「リスタフル」と呼ばれる料理があります。ライス・テーブルという意味合いのようです。この「リスタフル」を提供しているレストランは何か所かあるようですが、一番有名なのがオアシス・レストランかと思います。
Oasis Restaurant
住所 JL Raden Saleh Raya No.47 Jakarta Pusat
URL: http://www.oasis-restaurant.co.id
私が初めてこのレストランを訪れたのは今から20年以上も前の事です。政府の要人の方々も訪れるというこのレストランはまず建物が素晴らしい雰囲気を持っています。歴史を感じさせる調度品や民族衣装で着飾ったスタッフ、そしてインドネシアの音楽が私達をやさしく包んでくれます。少し緊張をしながらテーブルにつきますと、いよいよ王様の食事会の始まりです。
お料理は前菜、スープ、メインディッシュなど普通のレストランと同じようなものがメニューに並びます。正確なオーダーの仕方を憶えてはいませんが、ここからが王様の食事会です。12~13名の女性が一人1種類のお料理を頭に乗せてズラリと並びます。そして一人ずつお料理を紹介してくれます。食べてみたいものがある時は少し自分のお皿に取り分けます。食べたいと思わない時はパスをします。このようにして17~18種類のお料理が紹介されます。民族衣装に包まれた女性スタッフが優雅にお料理を運んでくる様子やインドネシアの民族音楽に浸っていると、まさしく王様になったような気分になります。お料理の味はあまり憶えてはいないのですが、その雰囲気は20年経った今でも鮮明に憶えています。
私の知り合いで当時インドに駐在をされていた方は、少しお休みができるとジャカルタに来て、このオアシス・レストランで食事をするのがとても楽しみだとお話をされていたのを憶えています。私と同じように忘れられないのかもしれません。
少し薄暗いお店の奥の方からあのデビ夫人が今にも出てきそうなお店で、たまには心の贅沢を味わってみたらいかがでしょうか。私はいつも2~3人で出かけていましたが、大人数だとまた別の楽しみがあるかも知れませんね。ただし大騒ぎをしないようにお願いしたいと思います。インドネシアの人達は私達日本人をとても尊敬していますからね。
【著者プロフィール】
三浦純一:1950年生まれ
フォーバル・ベトナムのシニアアドバイザーとして2年。主にホーチミンでの現地法人立上げ、工業団地進出支援。
サイエスト株式会社 海外進出支援サービス 「グローバル顧問」所属
http://www.globalkomon.com
アセアン10カ国情報










小池知事の東京都は外国人子供向け安全啓発講座、万引きは犯罪とも
人身売買問題と日本での不法就労目的でのタイ人渡航問題を協議
高市政権はジブチの子供の健康状態の改善支援、ユニセフに8.5億円無償資金協力
日米共同でASEANサプライチェーンの重要鉱物リサイクルへ
JICAはアフリカの医療整備支援で300万ドル出資
自民党政権は外国からの訪日教育旅行を促進、中国がアメリカを超える
愛知県は県民税負担等の7,795万円投入事業で外国人従業員向け日本語研修
マレーシアで日本大使が特別講義、刺身・ナシレマの両国を代表する食を切り口に
高市政権は外国人留学生の日本国内の就職率向上へ、留学生就職促進教育プログラム
東京都・杉並区で多文化共生NPO交流会、coop地域貢献の助成
身も凍る冬のサスペンス・スリラー、スコネックの『Who's at the Door?』が2025年韓国ゲーム大賞にノミネート
ISG、「2025年ISGパラゴン・アワード™アジア」の受賞者を発表
タイ伝統 音楽・舞踊の夕べ
…and Action! Asia#04 -映画・映像専攻学生交流プログラム-公開上映・プレゼンテーション
FUN!FUN!ASIAN CINEMA 第1弾シンガポール映画『881 歌え!パパイヤ』上映
映画で読み解くサンシャワー展!「ワーキングタイトル」国立新美術館で開催
東南アジアの短編ドキュメンタリー上映会Visual Documentary Project 2016
淡路梅薫堂 江井工場
インドネシア料理スラバヤ 調布店