日米共同でASEANサプライチェーンの重要鉱物リサイクルへ

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日本の環境省と米国の国務省は、「ASEANのサプライチェーンにおける重要鉱物/e-wasteリサイクルに関する日米共同セミナー」を大阪万博米国パビリオンで開催したことを発表した。

このセミナーには、日米の政府関係者、ASEAN事務局、民間企業(製造業者、金属精錬業者、リサイクル業者、電子商取引企業など)、研究者、投資家が参加した。

セミナー参加者は、重要鉱物の重要性と将来的なさらなる需要増の見込み、一部の重要鉱物種やその精錬機能の地域偏在性によるリスク、e-wasteからのリサイクルからの金属回収のポテンシャルと意義について理解を深めた。また、世界の中でも最も急速にe-wasteが増加しているASEAN地域におけるe-wasteリサイクルについて、現状と制度面・実態面の課題、参加者が当該地域で行っている画期的な取組、革新的な技術とその実装の見込み、経済的ポテンシャルや今後のビジネス機会や投資の可能性について、互いの経験と知見を紹介・共有し、意義ある意見交換を実施した。

今回のセミナー成果を踏まえ、日本と米国は、革新的な産業事例や新たな研究開発、ASEAN域内での現地法制度整備の促進と支援、日米豪印重要鉱物イニシアチブに基づく取り組みなどを通じて、重要鉱物の回収と精錬、並びに輸出手続の効率化に関する協力を強化していくとしている。

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