凸版印刷がインドネシアの軟包材事業会社を買収

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画像:凸版印刷のHPより
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日本の大手総合印刷会社である凸版印刷株式会社は、インドネシアで軟包材事業を手掛ける大手事業会社「カリヤ・ウィラ・インベスタマ・レスタリ(PT. Karya Wira Investama Lestari)」と資本業務提携契約を24日付けで締結した事を発表した。

インドネシアを含むアセアン地域においては、国民の所得向上に伴ってライフスタイルが変化しており、食品などを包装する軟包材等へのニーズが急増している。特にインドネシアはASEAN地域内においても包装材市場全体に占める軟包材の割合が高くなっており、4,000億円を超えてASEAN最大の市場規模を誇っている。そのため凸版印刷は、この軟包材市場を獲得するために、インドネシア現地で軟包材事業を展開する事業会社と資本業務提携を行う事を決定した。

今回の資本業務提携契約では、カリヤ社の事業子会社である「PT. Karya Konvex Indonesia」の株式を51%取得するものである。今後は、カリヤ社が持つインドネシアにおける事業ノウハウと、凸版印刷が持つ高付加価値な機能性包材の開発・製造技術を組み合わせて、インドネシア市場最大の軟包材メーカーとなるべく事業を更に強化していく方針である。また、凸版印刷は、インドネシアにおける軟包材事業で2020年度に約300億円の売上を目指している。

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