丸紅がインドネシアで火力発電所案件を受注

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画像提供:丸紅
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日本の総合商社である丸紅株式会社は、インドネシアのタンバロロック複合火力発電所Block3案件に関する一括建設請負契約を410億円で受注した事を発表した。

インドネシアでは経済成長に伴い電力需要が急増しており、発電設備増強が数多く計画されている。この計画のひとつとして、インドネシア中部ジャワ州スマランの既存発電所において新規複合火力発電所を建設する計画が策定されていた。丸紅は、インドネシアにおいて合計約7,600MWの発電所建設実績(今回の案件含む)があった事から、この計画を受注する事となった。

今回の案件「Tambak Lorok Combined Cycle Power Plant Block 3 Project」は、アメリカのコングロマリット企業であるゼネラル・エレクトリック(GE)とインドネシアの国営建設フタマ・カルヤ(HK)と共同で、インドネシア国営電力会社「PT PLN(Persero)」の完全子会社である「インドネシアパワー」から受注したものである。今回の案件はインドネシアパワーにとって過去最大規模の開発案件であり、総受注額は約410億円で出力は約780MWとなる。

今後の作業分担は、GEがガスタービン・蒸気タービン・発電機等の主要機器を納入し、HKが土木工事を担当し、丸紅が排熱回収ボイラー等の関連補機の調達や据付工事等の取り纏めを実施していく。2020 年中の完工を予定している。

丸紅は、今後もGEとの良好なパートナーシップを発展させていき、インドネシアの発電所設備増強などに貢献していく方針である事を表明している。

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