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6月26日にエイチ・アイ・エス(HIS)などが出資しているアジア・アトランティック・エアライン(Asia Atlantic Airlines)が、日本とカンボジア間の定期便就航を発表した。日本とカンボジアを結ぶ直行便就航は同社が初めてであり、現地メディアも本件を報じており注目されている。
HISの発表によると、アンコール遺跡などへの観光客とビジネスで訪れる両方の客を獲得する事を目的としている。またHISは、6月28日にオープンしたAEONにも支店を開設しており、カンボジア市場においても攻勢をしかけている。
就航スケジュールなどは以下である。
【就航スケジュール】
・成田~プノンペン
就航開始日:2014年9月3日
月・水・金の 3 往復(成田発)
・成田~シェムリアップ
就航開始日:2014年10月2日
火・木・土・日の 4 往復(成田発)
【使用機体】
B767-300ER
【座席数】
ビジネスクラス:30席
プレミアムエコノミークラス:37席
エコノミークラス:150席
合計:217席
本件に関連して、日本の岸田文雄外相が30日にプノンペンでカンボジア外相と会談し、両国の直行便に関する航空協定にも合意している。以前の記事(カンボジア選挙制度改善へ日本政府が支援)でも報じているように、日本は選挙などの様々分野で協力しており、日本とカンボジアの繋がりは更に強化されていきそうだ。