日本はカンボジアとの航空協定署名により定期直行便開設へ

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カンボジアのプノンペンに訪問中の中根一幸外務大臣政務官は、カンボジアの副首相兼外相の立会いの下で、事前に両国が同意していた「航空業務に関する日本国とカンボジア王国との間の協定」(日・カンボジア航空協定)の署名を正式に実施したことを日本の外務省は1月14日に発表した。日本は、今月末に召集される通常国会での承認を受けて、正式発効する予定である。

この協定により、両国を結ぶ安定した安定した定期直行便の運営が可能となる見込みである。日本はアセアン加盟国のうち、ラオスとカンボジアの2カ国のみと航空協定を締結していなかったが、ラオスとも同様の協定を締結する予定であり、これでアセアンの全ての国との航空協定が締結される。
日本からカンボジアへの渡航者は年々増加しており、カンボジアから日本への渡航者も同様に増加しており、この協定により、両国の渡航者は増加するとみられている。

以前のニュースでも報じているが、カンボジアではゴム産業(カンボジアのゴム産業は国際的なゴムの取引価格下落により苦境に立つ)や衣料産業(衣料工場労働者の賃金上昇要求により衣料産業確立の岐路にたつカンボジア)が苦境に立たされている。そのため、カンボジア政府はアンコールワットなどの世界遺産に支えられ安定した収益をあげている観光産業を伸ばすことを直近の目標としている。
カンボジア政府は今回の航空協定署名を受けて、両国間の定期直行便開設を早急に開設し、日本からの観光旅行者を増やす施策を実施するとみられている。

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