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株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループと株式会社三菱UFJ銀行は、連結子会社であるタイ王国のアユタヤ銀行の在カンボジア連結子会社の小口事業性金融機関ハッタ・カクセカーが、商業銀行ライセンスを取得したことにともない、商業銀行ハッタバンクとなったことを発表した。
アユタヤ銀行は、タイにおいて75年以上の歴史を有し、タイ第5位の資産規模を誇る大手商業銀行である。このアユタヤ銀行は、2016年にハッタバンクを買収し、カンボジアでのマイクロファイナンス事業へ進出していた。ハッタバンクはアユタヤ銀行のノウハウも活用することで堅調に成長しており、顧客にマイクロファイナンスを通じた金融サービスへのアクセス機会を提供することで、MUFGにおける金融包摂の取り組みにおいても大切な役割を果たしていた。
ハッタバンクは、商業銀行ライセンスを取得して商業銀行となったことで、従来の個人の顧客へのマイクロファイナンスに加え、個人や法人の顧客向けの預金や送金などのサービスの提供を通じて、顧客の多様なニーズに対して、質の高いサービスの提供を目指していく方針である。