カンボジアの超軽量太陽光発電システム導入を支援

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画像提供:環境省
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日本の環境省は、カンボジアにおいて二国間クレジット制度(JCM)のクレジットが初めて発行決定されたことを発表した。

日本政府では、途上国への温室効果ガス削減技術・製品・システム・サービス・インフラなどの普及や対策を通じて、実現した温室効果ガス排出削減・吸収への日本の貢献を定量的に評価するとともに日本の削減目標の達成に活用するJCMの取り組みを実施している。JCMのパートナー国は、ベトナム、ラオス、インドネシア、カンボジア、ミャンマー、タイ、フィリピンなどの合計17カ国となり、今回はカンボジアにおける事業のクレジットが発行されることとなった。

今回発行が決定されたプロジェクトは『インターナショナルスクールへの超軽量太陽光発電システムの導入』となる。このプロジェクトは、プノンペン特別市南部のサテライトシティ「INGシティ」に位置するインターナショナルスクールの校舎屋根に200kWの超軽量太陽光発電システムを導入し、同スクールで全量自家消費するものであり、系統電力量を低減してCO2排出削減を行うものである。導入する太陽電池パネルは化学強化特殊ガラスをカバーガラスとして使用することで、大幅な軽量化を実現している。想定GHG排出削減量は、年間で104トンとなる。クレジットの量は合計181トンであり、日本政府としてその内92トンのクレジットを獲得した。

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