カンボジアのフン・セン首相は中国の許可があれば武漢市に訪問

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カンボジアのフン・セン首相は、中国政府が許可を与えた場合には、自身が中国の湖北省の武漢市に訪問して、現地にいるカンボジアの学生を訪問する用意があることを述べた。

カンボジアの現地メディアによると、韓国のソウルで開催されているカンボジアに関する会議にフン・セン首相が出席した際に、コロナウイルスが流行しているために武漢市で孤立している学生に関して話題にあがった際に、中国政府が許可すれば私自身が武漢に訪問して学生に訪問するとの旨を述べた。

現地メディアによると、カンボジア政府は中国政府との二国間関係と経済へ与える影響などを考慮し、カンボジアと中国を結ぶ路線の停止などの特別措置をとっておらず、自国民を本国へ送還する措置も実施していないとしており、フン・セン首相は、困難な時ほど友人は側にいるべきであるとの見解を示している。一方で、カンボジア国内では、コロナウイルスの拡散を防ぐ取り組みとして、学校職員と生徒に対してはマスクを着用することを推奨している。また、武漢市で留学しているカンボジアの学生の一人は、自身は帰国することを希望しているにも関わらずに希望がかなわないことを嘆いているが、同級生のミャンマーの学生たちが帰国する際には食料などを渡してくれたことに感謝の念を抱いている。

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