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中国政府は、カンボジアで29日に実施された総選挙でフン・セン首相が率いるカンボジア人民党(CPP)が勝利したことに対して、歓迎するとともに更なる両国関係強化を行う準備が出来ている旨の見解を示した。
中国外務省で30日に実施された定例記者会見の際に、記者から「カンボジアは、7月29日に総選挙を開催しました。カンボジア人民党(CPP)は、選挙に勝ったと述べています。この件に関するコメントを頂けますか?また、カンボジアの将来の発展のために期待する事は何ですか?」との旨を述べました。
この質問に対して外務省の報道官は、「中国は、カンボジアの良い隣人かつ友人として、総選挙の成功と、フン・セン首相が率いるCPPが勝利したことを心から祝福します。この新たな国会と政府のリーダーシップの下で、カンボジアの国民はより大きな成果を上げることを願っています。」との旨を述べた。その後に「近年の中国とカンボジアの関係は、包括的な戦略的パートナーシップの元で発展しています。両国は高水準の交流を頻繁に行っており、様々な分野で相互に有益な協力を続けています。この関係は、両国と国民に具体的な利益をもたらしており、地域の平和にも貢献しています。中国はカンボジア側との関係を、さらに高める準備が出来ています。」との旨を述べた。