自衛隊がカンボジア軍に対して測量の能力構築支援

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陸上自衛隊の陸幕広報室は、カンボジアにおいて日本の防衛省が5月22日から6月13日にかけて実施する能力構築支援事業たいして、陸上自衛隊の隊員5人を派遣する事を発表した。

この能力構築支援事業は、2017年2月にカンボジア軍から日本の防衛省に対して、MINUSCA(国連中央アフリカ多面的統合安定化ミッション)派遣予定隊員に対する測量教育に係る教育について要望を受けたために実施されるものである。なお、既に2017年7月には測量教育に係る能力構築支援を実施していた。この能力構築支援事業は3カ年計画となっており、今回の派遣はこの計画の2年目にあたるものである。

今回の事業は、カンボジア軍工兵に対して測量の実施要領を教育して同軍のPKOにおける道路構築等の施設分野に関する人材育成に寄与する事を目的としている。自衛隊から派遣される隊員は、施設学校と中部方面隊の幹部・陸曹の合計5人となる。派遣される人員は、平成29年度の被教育者のカンボジア陸軍工兵部隊隊員の合計15人を対象として測量の実施要領を教育して、教官要員を養成する予定である。

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