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日本の外務省は、岸信夫外務副大臣が1日から6日の日程でカンボジアとパキスタンに訪問し、両国の政府高官等との会談を実施した事を発表した。
カンボジアに訪問した岸信夫外務副大臣は、プラック・ソコン外務国際協力大臣とソック・チェンダソピア首相補佐特命大臣兼カンボジア開発評議会事務局長と2日に会談を実施した。3日には、オーン・ポンモニラット経済財政大臣と昼食会を実施した。
これらの政府高官との会談等では「経済協力・投資」「人権・司法分野の取り組み」「地域・国際場裡の課題」等に関する協議が実施された。岸信夫外務副大臣からは、来年の1月にはシェムリアップに領事事務所を開設することを決定した旨が伝えられ、カンボジア側からは賛同の意とともに、今までの日本政府への支援に対する感謝の意が述べられた。シェムリアップは世界的に有名であるアンコール遺跡群がある地域であり、この地に日本の領事事務所が開設されることにより、日本の観光客の利便性などが向上されると見込まれる。
岸信夫外務副大臣は政府高官との会談のみならず、カンボジア人元日本留学生との意見交換や、プン・プレック浄水場への視察、母子保健センターへの視察なども実施した。