日本はカンボジアの銅・金探鉱プロジェクトに参加

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画像提供:JOGMEC
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独立行政法人の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、カナダの探鉱会社と共同で、カンボジアのラタナキリ州オヤダオ南地域で銅・金・モリブデンを対象とした新規の共同探鉱プロジェクトを開始した事を発表した。

今回実施する共同探鉱プロジェクトは、カンボジアのオヤダオ南地域を対象としたものとなる。この地域は地化学探査が実施されている以外に探鉱は実施されておらず、初期探鉱の状態である。地化学探査を実施した結果は、複数の元素による明瞭な異常が検出され、大規模な熱水系の痕跡が認められており、斑岩型鉱化が地下浅部に潜在することが期待されている。そのためJOGMECは、カナダの探鉱会社であるアンコール・ゴールド社と共同で地化学探査・物理探査・ボーリング調査を実施し 新たな金属鉱床の発見を目指す事を決定した。

JOGMECが負担する探鉱費用は約3年間で合計300万ドルとなるが、本プロジェクトの51%の権益を取得する事が可能となる契約である。隣接する鉱区には、アンコール・ゴールド社がカンボジアで初めて近代的操業が可能な金鉱山として発見し、2016年9月に採掘権が発給された鉱山も存在する。

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