ブルネイではエコバッグなどの環境保全活動が進む

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画像提供:ブルネイ環境省(環境保全活動の様子)
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ブルネイでは豊富な天然資源の輸出の利益に支えられ裕福な国民が多いため、国民は環境保全活動への興味を示している。そのため政府は2011年3月から「No Plastic Bag Weekend」という、環境保全のために週末はいわゆるマイバッグ・エコバックなどの再利用可能な袋を使用しビニール袋の利用を削減する活動を実施しており、この活動が順調に普及している。

ブルネイは天然ガスや石油などの天然資源が豊富にあり、これらを輸出していることにより1人当たりGDPが約39,658ドルにものぼる裕福な国である。なお、日本の1人当たりGDPは約38,467ドルであり、ブルネイの方が上である。

ビニール袋は不法に廃棄されることで環境などへ悪影響を与えることなどからも、日本を含めた欧米各国ではスーパーなどにおけるビニール袋の配布禁止活動が進んでいる。
ブルネイでは国土が豊かな森林・生物などに恵まれており、将来に確実に発生する天然資源の枯渇に備えて、観光産業を発展させるために環境保全活動は必要な活動であることからも、このビニール袋の利用禁止などの環境保全活動は素直に受け入れられている状況である。近隣諸国の他国の貧困層では、自身の生活を優先させるためにも環境保全活動への関心が全く起きないケースが多々見られるが、ブルネイでは裕福な国民が多いことからも、これらの環境保全活動が受け入れられている。

一部の識者からは、この活動を更に発展させて、ビニール袋禁止を週末の限定のみならず常時禁止すべきだとの声も多数挙がっているが、利用者の利便性の面からも現在は導入される見込みはない状況である。ブルネイ環境省では、今後も環境保全活動を積極的に推進していく方針であることを表明している。

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