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日本の厚生労働省は、東部ニューギニア戦没者遺骨収集派遣を2月8日から2月23日までの日程で実施し、フィリピン慰霊巡拝を2月15日から24日までの日程で実施する事を発表した。
日本政府は、先の大戦から長年が経っているにも関わらずに遺骨の収集が進んでおらず戦没者の遺族も高齢化しているため、戦没者の遺骨収集を推進し計画的に実施するための「戦没者の遺骨収集の推進に関する法律(平成28年)」を閣議決定していた。その後はこの法律に基づき、厚生労働大臣の指定を受けた日本戦没者遺骨収集推進協会が遺骨収集を実施している。
この遺骨収集活動の一環として、パプアニューギニアの東部ニューギニア地域における戦没者遺骨収集する一団を2月8日~2月23日の日程で派遣する。派遣されるのは、厚生労働省の職員2人と一般社団法人の日本戦没者遺骨収集推進協会の11人の合計13人となる。
また、海外での戦没者を追悼するために、フィリピン慰霊巡拝を2月15日~24日、硫黄島への巡拝を2月21日~22日の日程で実施する。フィリピン慰霊巡拝には、厚生労働省の職員が6人と遺族が53人の合計59人が参加する。硫黄島での巡拝には、厚生労働省の職員が7人と遺族が52人の合計59人が参加する。