岸田外相がASEAN関連会合へ出席、南シナ海問題も議題に

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画像提供:外務省(昨年に実施されたASEAN地域フォーラムの様子)
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日本の外務省は、岸田文雄外務大臣が7月24日から7月26日までの日程でラオスのビエンチャンに訪問しASEAN関連外相会議等に参加する予定である事を発表した。

岸田文雄外務大臣は24日の午前に日本を出発し、午後にラオスに到着する。25日の午前に「日・ASEAN外相会議」、午後に「日・メコン外相会議」、26日の午前に「ASEAN+3外相会議」と「EAS(東アジア首脳会議)参加国外相会議」、午後に「ARF(ASEAN地域フォーラム)閣僚会合」にそれぞれ参加し、26日の夜にラオスを出発する。これらの会合以外にも、二国間外相会談等も併せて実施する予定である。なお、岸田外相の都合によっては参加出来ない可能性もある。

これらの会議では、ASEAN共同体強化のための支援、EASの強化、日・ASEANの協力強化、ARFにおける信頼醸成のための取組を含む諸課題に加え、地域・国際情勢について協議が行われる予定である。これらの会議の際に岸田大臣は、日本政府の考え方や方針を積極的に発信し参加国との連携を強化していく。また、南シナ海問題で仲裁裁判所が中国政府の主権を否定した事に関連して、岸田外相が従来から主張している「中国政府は仲裁裁判所の判決を受け入れるべき」との主張を参加国に訴え、ASEANで結束し中国に立ち向かうべきと呼び掛けていくとみられている。

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