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世界銀行グループは、世界の189カ国・地域におけるビジネスのしやすさを調査した結果の「ビジネス環境の現状2016」を発表した。この順位の1位は昨年と同様にシンガポールが獲得することとなったが、他の国においては横ばいもしくは下落することとなった。
「ビジネス環境の現状」とは世界銀行グループが毎年発行している、様々な観点(税金、認可、投資家の保護など)から、ビジネスのしやすさを順位付けしている報告書である。日本は34位となり、これは昨年の29位から順位を落としている。韓国は4位、香港は5位、アメリカは7位と日本よりも上位に位置している。
アセアン地域で2番目の位置するマレーシアは昨年と同様の18位を維持している。3番目のタイは49位となり、昨年の26位から大幅に順位を落としている。ベトナムは90位となり、昨年の78位から順位を落としている。ラオス、ミャンマー、カンボジアは昨年よりも順位を上げている。
【「ビジネス環境ランキング2015」の上位20か国およびアセアン各国】
国名:順位
シンガポール:1
ニュージーランド:2
デンマーク:3
韓国:4
香港:5
イギリス:6
アメリカ:7
スウェーデン:8
ノルウェー:9
フィンランド:10
台湾:11
マケドニア:12
オーストラリア:13
カナダ:14
ドイツ:15
エストニア:16
アイルランド:17
マレーシア:18
アイスランド:19
リトアニア:20
日本:34
タイ:49
ブルネイ:84
中国:84
ベトナム:90
フィリピン:103
インドネシア:109
カンボジア:127
ラオス:134
ミャンマー:167