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海上保安庁は、海賊対策の派遣を終えた巡視船せっつが帰港したことを発表した。
海上保安庁では、東南アジア周辺海域における海賊対策のため、1月8日、巡視船「せっつ」を東南アジア周辺海域に派遣していた。巡視船「せっつ」は 、50 回目の節目となる任務を完遂し、2月7日に神戸に帰港することとなった。なお、派遣期間における取組は、『公海上でのしょう戒』『インドネシア海上保安機構(BAKAMLA)との連携訓練(広報実施済)』『能力向上支援』などとなる。
『公海上でのしょう戒』では、東南アジア周辺海域の公海上において、海賊行為の監視警戒を実施するとともに、日本関係船舶から海賊関連の情報収集を行い、日本の海上交通路の安全確保を図った。
『インドネシア海上保安機構(BAKAMLA)との連携訓練(広報実施済)』では、1月24日に、ジャカルタ沖にて BAKAMLA 巡視船と海賊対処に係る連携訓練を実施した。
『能力向上支援』では、外国海上保安機関に対する能力向上支援の専従部門である MCTをジャカルタへ派遣し、BAKAMLA職員に対し、海上における犯罪取締りに係る能力の向上を目的とした研修を実施した。また、彼末海上保安監が本研修を視察した。